この記事では金額設定の方法と、その活用例を説明していきます。
- 目次
- 1. 手順(ワークスペースで金額設定を行う)
- 2. 手順(店舗またはオプションに個別で金額設定をする)
- 3. 過去分の予約に対して、店舗で設定した金額を反映させる方法
- 4. 手順(金額設定の解除、再開方法)
- 5. 設定完了後の見え方と分析例
この機能では、コースやオプションに任意の金額設定をできるため、例えば無料の体験予約などでも金額設定をすることで、金額による役割を見える化することができます。
具体的な例としては、10人のうちの1人が見学から1年のコース(年間12万円の収益)などに加入が見込まれている場合は、1万円を設定するなどです。
このように、資料請求などの金額がゼロの場合でも見込み収益を見える化することができます。
統計データなどで流入元別での分析で新しい気付きを得られるかと思います。
例えば、予約が入ることが多い流入元は「チラシ」からなのか「Instagram」からなのか、などです。
そういった部分を模索していくことで、どこからの流入元がどのコースに強いのか、今の流入元がどのくらいの価値があるのか。
つまり、「どこを頑張ればいいのか」の意思決定をサポートする機能になりますので、ぜひご利用いただき、より予約に対しての「収益を見える化」していきましょう。
※※エンドユーザー(予約をする側)がWebから予約する際には、この金額は表示されません※※
手順(ワークスペースで金額設定を行う)
まずはデフォルト金額を設定します。
デフォルト金額はワークスペースの「コース設定」から行います。
ワークスペース > コース設定 > 基本設定 > コースの金額を入力
このデフォルト金額は過去の予約分を含めて、全店舗・全期間で共通の金額として集計されます。
店舗ごとや期間ごとに金額が変わらない場合はこちらをご設定ください。
ワークスペースの[コース設定]に金額の列が追加されていますので、こちらで漏れなくすぐに設定、編集することができます。
以下、ワークスペースの金額設定における細かな注意点です。
■WSの金額設定の適用範囲
- 全店舗共通
- 全期間共通(過去分の集計含む)
- 統計データにおける金額未設定時の集計
そのため、次の場合は別途設定が必要です。
- 店舗ごとに金額を変更したい場合
- 期間を指定して金額を変更したい場合
- コースの中でオプション項目によって金額を変更したい場合
■ワークスペースと店舗設定の適用範囲と違い
項目 | ワークスペース | 店舗 |
設定が適用される店舗 | 全店舗 | 設定した店舗 |
設定が適用される期間 |
全期間 ※過去分を含みます |
設定期間内かつ、金額を設定してから登録された予約のみ ※金額を設定するよりも前のタイミングで登録された予約分には自動適用されません |
手順(店舗またはオプションに個別で金額設定をする)
ワークスペースで設定したデフォルト金額とは異なる金額のときや、オプションに金額を設定するときは次の手順で設定することができます。
店舗 > コース詳細設定 > 編集
設定画面 > 設定を追加
設定後の画面
期間によって金額が変動する場合は、【金額の開始日】と【金額の終了日】を割り当てます。
日付の範囲は予約日時(来店日)に対して適用されます。
■例
2024年12月1日から価格改定する場合
→開始日:2024/12/01
※開始日と終了日は省略可能です
※終了日が空欄の場合は開始日から無期限に適用されます
※開始日と終了日の両方を省略した場合は、設定以降に登録された予約すべてに適用されます
■よくある質問
ワークスペースで設定せずに店舗のみで設定しても大丈夫ですか
問題ございません。
ただし、過去分の集計を自動反映させるにはワークスペースからのみとなりますのでご注意ください。
過去分を店舗ごとで設定するには手動で1つずつ編集する必要がございます。
ワークスペースで金額設定後に、期間指定をして店舗で金額設定を上書きしたのですが、指定期間内の統計データの金額に反映されません
一度入力された予約に関しては、予約が入った当時の金額設定と紐づいて保存されております。
店舗の金額設定で期間指定などをしても、店舗の金額設定などで一律で上書きされない仕様となります。
カレンダーなどから予約情報を開き、1つずつ下記手順で反映していただくようお願いいたします。
詳細>編集>コースとオプションの金額から再計算する>更新する
⚠️補足:過去分の予約に対して、店舗で設定した金額を反映させる方法
店舗TOP(カレンダー)から反映させたい予約の日付を選び、編集画面を開きます。
金額を手動で入力、または【コースとオプションの金額から再計算する】を押し、更新するを押します。
一括で過去分の予約情報に対して、店舗で設定した金額を反映させることは現状出来ない仕様となっておりますので、ご了承くださいませ。
手順(金額設定の解除、再開方法)
ワークスペースのサイドメニューに金額設定機能自体のON / OFFがございます。
設定完了後の見え方と分析例
金額設定後、様々な場所で集計データを確認できます。
店舗TOP(カレンダー)
設定完了後に店舗TOP(カレンダー)では下記のように表示されます。
過去データがある場合は、過去の同一期間との対比も表示されます。
その月の合計金額と各コースの金額が表示されます。
この金額集計結果は、金額設定後の予約発生時に追加される仕様となっておりますので、金額設定前に登録された予約の分は自動では反映されません。
統計データ(レポート)
様々な部分に金額が入ります。
■全体の金額のサマリー
ここではどのくらいの推移で予約の金額が推移しているのかをすぐに把握することができます。
■コースごとの金額サマリー
コースによっては件数は少ないけれど収益が多いなどの気付きを得ることができます。
■流入元ごとの金額サマリー
実際にどこから予約が入っているのか。
広告なのか、SNSなのか、ホームページなのか。
チラシや様々な施策をここで考え、良い施策・悪い施策を見極めることで、より予約につながる流入経路を探しましょう!
■時間帯別の金額サマリー
どの時間帯に収益が発生しているのかなど、細かい分析が可能です。
■キャンセル数の金額サマリー
キャンセルにも目を向けることで、キャンセル理由や改善施策など見直しができるかもしれません。
■流入元ページの詳細画面
各サマリー詳細データを確認したい場合は、、各詳細ページでご確認することができます。
この機能の開発背景として、これまでは予約件数は把握できていましたが、実際にどれくらいの収益が得られているのか、どの流入元からどれだけの収益が発生しているのかが明確ではありませんでした。
これを、金額を設定して表示することで、コースごとや流入元ごとの収益をより具体的に把握できるようにしたものです。
[店舗運営者(店長)]向けに、
[あらゆる切り口で収益を見える化]する、
[集客施策の現状把握と改善ができる機能]です。
これは[GoogleAnalyticsや他の予約システムやPOS]とは違って
[かんたんに流入元別の売上を分析する機能]が備わっており
[マーケティング施策の改善]ができます。
こちらで記事は以上です。
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