【記事概要】
ロカオプ予約のチケット管理機能に関する詳細マニュアルです。プラン設計や消費ルールの設定、顧客への発行、予約連動、LINE連携での顧客確認など「できること」を網羅。また決済・会計処理の非対応や発行後のプラン編集不可といった制約、設定項目・利用者権限の定義など運用上の注意点も解説しています。
3. チケット管理でできること
3-1. プランを設計する
- 回数券:10回券、5回券など、回数を残数として管理できます。
- 時間券:600分券、300分券など、分数を残数として管理できます。
- 「発行時1セットの数」(発行時全数)、有効期限、価格(税込)、顧客向け説明文、キャンセルポリシー、管理用メモを設定できます。
- 利用可能範囲を「発行店舗のみ」または「全店舗」から選べます。
- 販売状態を「販売中」「販売停止」で切り替えられます。
- 既存プランを複製し、条件を変えた新しいプランを作れます。
3-2. コースごとの消費ルールを設定する
- 1コースに複数のチケットプランを紐付けられます。
- 1プランを複数コースで利用できるように設定できます。
-
回数券では、次の消費方法を設定できます。
- 固定:予約1件につき1回、2回など、固定数を消費
- 所要時間に応じる:30分ごとに1回など、予約時間に応じて計算
- オプションに応じる:選択したラジオボタン・チェックボックスの内容に応じて消費
- 時間券は、予約の合計所要時間と同じ分数を消費します。実際の施術時間ではなく、予約設定上の所要時間が基準です。
- Web予約で、対象チケットの保有を必須にするコースを作れます。
3-3. 顧客へ発行する
- 保存済み顧客の「チケット」画面から発行できます。
- プランの標準発行数を基準に、顧客ごとの初期残数を変更できます。
- 標準有効期限を基準に、顧客ごとの有効期限を設定できます。
- 有効期限なしで発行することもできます。
- 発行時の管理メモを残せます。
- LINE連携済み顧客には発行通知を送ります。ただし、LINEユーザーや通知チャネルがない場合は通知されません。
3-4. 予約と連動して消費・返還する
- お客様または店舗が予約時に保有チケットを選択できます。
- コース、所要時間、オプションから消費数を計算し、残数へ反映します。
- 予約内容を変更した場合は、変更前後の差分を消費または返還します。
- 使用するチケットを変更した場合は、旧チケットへ戻し、新チケットから消費します。
- 予約からチケットを外した場合は、旧チケットへ消費数を戻します。
- 予約キャンセル時は、プランの返還ポリシーに従って自動返還または店舗による手動追加を行えます。
3-5. 発行後のチケットを管理する
- 有効期限と管理メモを編集できます。
- 「チケットの残数調整」で、残数消費または残数追加を行えます。
- 残数が0になると「利用済み」になり、残数追加により再び利用可能になります。
- 個別チケットを削除すると「削除済み」になり、履歴は残ります。
- 発行、利用、残数調整、期限切れなどの状態と操作履歴を確認できます。
3-6. 購入者と利用状況を管理する
- 購入者名、顧客ステータス、顧客ラベル、チケット名、発行セット数を確認できます。
- 発行日、有効期限、チケットステータス、発行時全数、残数、未消化率を確認できます。
- 前回予約日、次回予約日、連絡先、価格、発行店舗、メモを確認できます。
- 期間、チケット状態、残数区分、顧客状態などで検索・絞り込みできます。
- 列の並び替え・表示切替、顧客ラベル編集、メモ編集ができます。
- 店舗画面では、現在の検索・並び順を反映したXLSXを出力できます。
3-7. お客様がLINEマイページで確認する
- お客様がスマートフォンでチケット残数・利用履歴・購入履歴を確認するには、LINE連携が必須です。
- LINEマイページでは「予約履歴」「チケット利用履歴」「チケット購入履歴」を切り替えて確認できます。
- ワークスペースのチケット機能をOFFにし、発行済みチケットも利用履歴もない場合は、チケットメニューとチケット関連タブは表示されません。
- チケット機能がOFFでも発行済みチケットまたは利用履歴がある場合は、チケットメニューが残り、「現在、チケットの新規利用を停止しています。発行済みチケットの内容と利用履歴は引き続き確認できます。」と案内されます。
- チケットメニューを開くと、購入履歴がある場合は「チケット購入履歴」、利用履歴だけの場合は「チケット利用履歴」を表示します。
- 実際の画面は「Step 4. 予約で利用する」の図13〜15を参照してください。
4. チケット管理でできないこと・重要な制約
| 制約 | 実際の動きと代替方法 |
|---|---|
| 決済・会計・税務・法令判定はできない | 価格は記録できますが、代金回収や会計連携を行う機能ではありません。決済、仕訳、税務申告、前払式支払手段に該当するかの判断は別途行います。 |
| 顧客自身によるオンライン購入はできない | 店舗側が保存済み顧客へ発行します。代金の受領を確認してから発行する運用にします。 |
| LINE未連携のWeb予約ではチケットを使えない | お客様がWebで利用するにはLINE連携が必要です。必須コースでは、LINE連携と対象チケット保有がないと予約できません。 |
| ポイント券・金額券は作成画面で選べない | 選択肢は回数券と時間券です。 |
| 発行後のプラン条件は変更できない | 名称、券種、総数、有効期限、価格、利用範囲、返還ポリシー、既存対象コースの消費条件などは固定されます。プランを複製し、新プランとして販売します。 |
| 発行済みプランは削除できない | 「販売停止」にします。販売停止は新規発行を止めるだけで、既存の有効なチケットは利用できます。 |
| 利用可能チケットが残っていると機能を無効化できない | 残数1以上で有効期限内のチケットがある場合は無効化できません。先に販売停止と残存チケットの整理を行います。 |
| 個別チケットの削除は取り消せない | 削除後も履歴は残りますが、元へ戻せません。顧客、プラン、残数を再確認してから実行します。 |
| 期限切れ・削除済み・残数不足のチケットは利用できない | 期限切れチケットを残数調整する場合は、先に有効期限を延長します。残数をマイナスにはできません。 |
| 発行店舗限定券を別店舗で利用できない | 複数店舗利用が必要なら、発行前に全店舗利用の条件を確認してプラン設計します。 |
| 発行済みチケットのプラン・発行日は編集できない | 編集画面で変更できる主な項目は有効期限とメモです。残数は「チケットの残数調整」で扱います。 |
| 有効期限を現在より短くできない | 発行後は延長または期限なしへの変更を前提に運用します。短縮が必要な場合は、顧客対応を含めて別の運用判断が必要です。 |
| チケットは顧客ごとに発行する | 顧客詳細の「チケットの発行」から、対象顧客へ個別に発行します。 |
| XLSX出力は店舗別購入者画面で行う | ワークスペース横断データが必要な場合は、店舗ごとの出力を利用します。 |
|
注意:全店舗利用 「全店舗で利用可能」は、発行者と利用可能なすべての店舗の運営事業者が同一法人または同一個人事業主であることを前提とした設定です。システムは法令上の区分や登録要否を判定しません。判断できない場合は「発行店舗でのみ利用可能」とし、必要に応じて専門家へ確認してください。 |
5. 利用者ごとにできること
| 利用者 | 主な操作 | 前提・注意 |
|---|---|---|
| ワークスペース管理者 | 機能の有効化、プラン作成・編集・複製・販売停止、横断購入者管理 | ワークスペースのチケット管理メニューは管理者向けです。 |
| 店舗スタッフ | 店舗で発行したプラン・購入者の確認、顧客への発行、予約時の選択、残数調整、店舗別XLSX出力 | チケット機能と顧客管理機能が有効であることを確認します。 |
| お客様 | LINEマイページで利用可能券・残数・期限・詳細・履歴を確認、Web予約時に券を選択 | スマートフォンでのチケット利用・残数・履歴確認にはLINE連携が必須です。顧客自身による購入・発行・残数修正はできません。 |
6. 設定項目の意味と決め方
| 設定項目 | 意味・決め方 |
|---|---|
| プラン名 | 顧客にも理解できる名称にします。例:整体10回券、パーソナル600分券。 |
| 券種 | 回数で管理する場合は回数券、分数で管理する場合は時間券を選びます。 |
| 発行時1セットの数(発行時全数) | チケットを1セット発行した直後の総残数です。回数券は総回数、時間券はチケット全体の総分数を入力します。例:10回券は「10」、600分券は「600」。1予約あたりの消費量ではありません。 |
| 有効期限 | 発行日を基準に日・月・年で設定します。期限なしも選べます。 |
| 価格(税込) | 顧客案内・管理用の金額です。入力しても決済は行われません。 |
| 対象コース | チケットを利用できる既存コースです。新規プランは1件以上必要です。 |
| 消費方法 | 固定、所要時間連動、オプション連動から業務に合う方式を選びます。 |
| 利用可能範囲 | 発行店舗のみ、または条件を確認したうえで全店舗を選びます。 |
| キャンセル時の返還 | システムによる自動返還、または店舗による手動返還を選びます。 |
| 販売状態 | 販売中は新規発行可能、販売停止は新規発行不可です。発行済み券の利用可否とは別です。 |
| 顧客向け説明文 | 発行者、対象コース、消費数、利用店舗、譲渡・換金方針、問い合わせ先、閉店時対応などを記載します。 |
| キャンセルポリシー | 予約キャンセル時の扱いを顧客向けに記載します。システムの返還設定と内容を一致させます。 |
| 管理用メモ | 顧客には見せない社内向けの運用メモとして使用します。 |
外部リンク
詳しい手順はこちらを参照
| 1 | チケット管理機能とは |
| 2 | チケット管理の機能・制約・設定を確認する |
| 3 | チケット管理機能の導入・日常運用の流れを確認する |
| 4 | チケットの活用例・トラブル対応を確認する |
| 5 | チケット機能の導入準備・用語を確認する |
ここまで読んでいただきありがとうございます。